表装五人展
作品展のご案内をさせて頂きます。
日時 平成30年2月3日(土)4日(日)5日(月)午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)
場所 高田会館 大ホール 三重県津市一身田2819番地 (真宗高田派本山専修寺)
今回4人の師であります村田より「作品展をするので一緒にどうか?」と声がかかり、私たちも参加させて頂くことになりました。
5人それぞれの色(個性)があります。すこし変わった表装作品もございます。
拙い作品ですが、ご高覧賜りますようお願い致します。
皆様のお越しをお待ちしております。
【表装五人展 村田義行のご挨拶】
寒中お見舞い申し上げます。
平素はご鞭撻賜り誠にありがとうございます。
扨この度、表具師として六十年の節目を機に表具作品展を開催させて頂きます。
傘寿を間近にしてのことですので若い表具師の力を借りての作品展です。この四人は同じ盤板(作業台)の上で仕事をした仲間です。巣立ってから十数年精進と研鑽を重ねそれぞれ店主となり表具師の道を邁進しております。
表装は仏教と共に伝来し日本で開花しました。
千有余年の長い歴史の中で先人達が創意と工夫を重ね華道・茶道と共に和の文化の象徴となりました。
近年の建築・生活の様式の変化により需要の変容ともいえる業態となりました。
そこで少しでも表装の楽しさ、時代に対応したインテリアとしての表具のおもしろさを知って頂き度、拙い作品ですがご高覧頂ければと、ご案内申し上げます。又、伝統技能を温存させながら創造と伝承をモットーとした若い表具師の力作をご鑑賞の上激励とご高評を賜れば幸いです。
耕 紙 堂
表具師 村田 義行